2006年10月24日

セーラー服星人

「今度の犯罪者はかなり厄介な相手だ」
 僕の頭の上から語りかけるのは、宇宙捜査官のウィッグ星人だ。彼は星間犯罪者を逮捕するため地球に滞在しているのだが、現地の住民に寄生しないと活動することができない寄生宇宙人なので、僕の頭に寄生させてやっているのだ。しかも彼はセミロングのウィッグのような姿をしているため、僕は今女の子みたいな髪型でいることを余儀なくされている。

「厄介って、どう厄介なの?」
「催眠術で人を操る能力を持っているのだ。そいつに対抗するには、応援を呼ばなくてはならない」
「で、その応援ってのは、どんな人なの?」
「セーラー服星人だ。彼ならヤツの催眠術を打ち破ることができる。例によってお前の身体に寄生させて……」
「断る」
「おいおい、何をいまさら」
「なんなんだよ、セーラー服星人ってのは!」
「しかし、既に被害者が多数出ているんだぞ。多くの人々がヤツの魔の手に落ちている」
「そうはそうだけどさ……」
「それに、何といったかな、隣に住んでいる女の子……」
「喜代美のこと?」
「そうそう、キヨミだ。どうやら彼女も犯人に捕まってしまったようだ」
「なんだって!?」
「昨日お前がいくら電話しても出なかったのは、そのためだったらしい」
「わかってるんなら、なんで早く言わないんだよ!」
「やってくれるな」
「……わかったよ。さっさとそいつ、呼び寄せてよ」

 そうは言ってみたものの、やはり気が重い。
 喜代美を助けるためとはいえ、セーラー服かぁ……。
 セーラー服を着てるところなんて、喜代美に見られたくないなぁ……。
 せめて水兵さんとかだったら、まだ助かるんだけどなぁ……。展開上、そんなことありえないよなぁ……。

 って……。

「これか! よりによってこれか!」
 僕はセーラー服星人を前にして、思わず逃げ出しそうになった。
「さあ、寄生するぞ」
 セーラー服星人は、逃げようとする僕の服を剥ぎ取ると、僕の全身に巻きついてきた。



 いやまあそれでも、星間犯罪者はしっかりとおしおきしたけどね。
 僕がこんな格好をさせられるのも、全部この星間犯罪者のせいなのだ。本当はなぜか出てきた棍棒みたいなものから発射されるナントカっていう光線を使わなきゃいけなかったらしいんだけど、僕はその棍棒みたいなものでボコボコとタコ殴りにしてやった。少しすっきりした。



alien03.jpg



 それから、喜代美を助けるときにバッチリ顔を見られちゃったんだけど、変身してるときには、案外僕の正体はわからないみたいだ。そういうものなのだろうか。


(おしまい)



 「おしおきセーラーシスターズ」にしようかとも思ったんですけど、ネタがマイナーすぎるので断念。
 しかしこのキャラ、なんとなくらくがきすることはあったんですけど、ちゃんと資料を見て描いたのは今回が初めてかも。


posted by 三月うなぎ at 01:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 女装 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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