デビルマンレディーが放映されていたのは、今から8年前ですね。当時は主演の岩男潤子目当てで観ていたのですが、その妖しい雰囲気(と、岩男潤子の咆哮)に、すっかり魅せられてしまいました。
この作品の影響で、このあとしばらく、永井豪の作品を漁ったものです。
あと、当時まだ無名だった田村ゆかりが歌うED曲「REBIRTH〜女神転生〜」も好きでしたね。

デビルマンレディーは漫画版とアニメ版で話が全然違うのですが、結局デビルマンに乗っ取られてしまう漫画版よりも、SFホラーとして単独で楽しめるアニメ版の方が面白いと思います。漫画版の不動ジュンはワイルドかつタフで、変身後とのギャップも少ないですし。
デビルマンレディーといえば、スクリーミング・マッド・ジョージの特殊メイクによる写真集「Lady Devilman」というのもありました。
全身に渡る特殊メイクによってデビルマンレディーはもちろん、デビルマン、シレーヌ、ルシファー、鳥獣人に狼男、さらにはサイコジェニー、石化した人とか、胎児のレディーに、木になっているレディーなどなどを再現した、エロカッコイイ写真が満載です。
久しぶりに押入れの奥から引っ張り出してみたのですが、なぜ今までほとんど見直さなかったのか不思議なくらいです。すばらしい。
本当はウルトラマンメビウスでの南夕子復活記念に、ウルトラマンA関連のなにかを描こうと思っていたのですけど、直前に観たデビルマンレディの魔力の方が私の中では勝ってしまいました。
感動したと言えば感動したのですが、エースの技がメタリウム光線だけだったことと、夕子がほとんど出ただけみたいになってしまったのがもったいなかったですね。
あと映画のCMのときにも思ったんですけど、高峰圭二は変身ポーズのときにもっと肘が上がるといいんだけどなぁ……。
(2007・2・18 追記)
全然時期じゃないと書きましたが、よく考えれば2月18日は岩男潤子さんの誕生日でした。おめでとうございます。
このタイミングで記事を上げたのは、ホントにたまたまだったんですけどね。
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番外編のゴースト編もなんだか今一つだったような。
ハニーやマジンガーみたいにまた形を変えて現れるのかいなかは謎ですね…。
とは言えこちらはアニメは見ておらず、解説などでかなりハードだと聞いている位です。
(江川達也氏の「ラストマン」はむしろこちらに近い?)
それでも後に見た某「魔女の剣日本版」に同じにおいを感じてしまったり。あちらはかなり救いがありましたが。(あと能登さんのセクシーな咆哮や普段の少しのんきなお姉さんボイスにも?)
ただテーマ的には正反対で、愛する梨穂子を守るためにこそ戦うことの出来た雅音に対して、ジュンは愛する飛鳥を自らの手で倒さなくてはならなかった。デビルマンレディーのアニメ版は、世界はハッピーエンドで終わったものの、ジュン本人はハッピーではないという感じなんですよね。