2007年03月10日

強引にろくろ首

「おお、いい出来じゃないか。やっぱり、CGなんかに頼っちゃダメだな。本物を使わないと画に迫力が出ない!」
「そうですか……」
「よし、そこで、なまめかしく首をくねらせながら、足元にある行灯にそっと口を近づけてみて」
「いや、無理ですから」








rokuro04.jpg





(おしまい)



 なかなか妖怪系のネタが止まりません。
 ろくろ首の映像化は昔からいろいろと為されているのですが、人間の首を実際に伸ばすというわけにはいかない以上、どうしても合成に頼ることになってしまうんですよね。『妖怪奇談』では、メイキングでの首の周りに青い板をつけている様子がちょっと間抜けで面白かったのですが、本編ではCG感が目立っていて、ちょっとイマイチだったような気がします。


ラベル:変装 女装 妖怪
posted by 三月うなぎ at 01:00| Comment(3) | TrackBack(1) | 変装一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど、実際に首を長くしようとするとこうなるのか。^^
ろくろっ首と言えば、昔の映画で「妖怪百物語」に出てましたね。
CGなんて使わなくても結構怖かったです。(でも、画像のきれい過ぎる現代では無理なのかなぁ?)
Posted by よしおか at 2007年03月10日 09:58
 CGを否定するつもりはありませんし、CGという技術自体はとても面白いものです。ですが、よほど予算を投入した作品でない限り、現状では「ああ、CGだな」というのが判ってしまいまうんですよね。
 いずれにしろ、作り物感を払底できないのならば、実物の持つリアリティを活かしたものの方が味があって良いのではないかと思います。
Posted by 三月うなぎ at 2007年03月10日 22:52
 ナイトスクープっていう番組があります。
 その番組のネタとして、リアルなろくろ首を再現しましょうっていうの、葉書出してみたら面白いかもですね・・・。
 中国雑技段とかだったら、練習すれば、これをリアルでできたりして・・・。
Posted by じゃいあん at 2007年03月11日 22:43
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