「そうですか……」
「よし、そこで、なまめかしく首をくねらせながら、足元にある行灯にそっと口を近づけてみて」
「いや、無理ですから」

(おしまい)
なかなか妖怪系のネタが止まりません。
ろくろ首の映像化は昔からいろいろと為されているのですが、人間の首を実際に伸ばすというわけにはいかない以上、どうしても合成に頼ることになってしまうんですよね。『妖怪奇談』では、メイキングでの首の周りに青い板をつけている様子がちょっと間抜けで面白かったのですが、本編ではCG感が目立っていて、ちょっとイマイチだったような気がします。
【関連する記事】
ろくろっ首と言えば、昔の映画で「妖怪百物語」に出てましたね。
CGなんて使わなくても結構怖かったです。(でも、画像のきれい過ぎる現代では無理なのかなぁ?)
いずれにしろ、作り物感を払底できないのならば、実物の持つリアリティを活かしたものの方が味があって良いのではないかと思います。
その番組のネタとして、リアルなろくろ首を再現しましょうっていうの、葉書出してみたら面白いかもですね・・・。
中国雑技段とかだったら、練習すれば、これをリアルでできたりして・・・。