2020年02月16日

ピエロメイク

 大変ご無沙汰しております。
 このブログには長く手を付けられていませんでしたが、その間も一応、つつがなく過ごしておりました。

 しばらく創作活動から離れていたのですが、プラモを改造してこのブログ的に面白そうなことができるのではないかと思ったので、ちょっと試してみました。



 ベースとして使用したのは、バンダイスピリッツの「Figure-riseBust 高海千歌」です。

FB013_pierrot10.jpg

 すっぴんだとこんな感じなのですが……。

FB013_pierrot01.jpg

FB013_pierrot02.jpg

 ちょいちょいと色を乗せて、ピエロになっていただきました。

 衣装は主にラッカー系塗料で塗装。もう少し、白、赤、黄辺りをベースにしたピエロっぽい配色にしようかとも思いましたが、元々アイドル系のポップな感じの衣装だったので、カラーリングはそのままにしておきました。

 今回一番苦労したのは、その衣装の塗装です。

 細かい部分が多いからマスキングを頑張ろう
 ⇒うわー、細かすぎて貼れないー!
 ⇒筆塗りで頑張ろう!
 ⇒うわー、はみ出しちゃうー!
 ⇒やっぱりマスキングを頑張ろう!
 ⇒(ペリペリ)うわー、はみ出してるー!
 ⇒仕方ない、筆で頑張って修正しよう……

 と、ドツボにはまりかけていました。
 でも、今回のメインテーマはフェイスペインティング。あまり衣装にこだわりすぎても仕方がないので、そこそこの所で切り上げてしまいました。もっと勉強します。

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 皮膚部分は白サフを吹いた後、アクリルガッシュで塗装しました。ただ、どうしても表面の筆跡が目立ってしまうので、顔だけはラッカー系塗料で塗りなおしました。
 ラフな感じが手描きペイント風の表現になるかと思ったのですが、もっと丁寧に描いた方が良かったかもしれません。シタデルとかを使った方が良かったのかなぁ? この辺りも今後の課題ですね。

 鼻はエポキシパテで作成。他の部分はツヤ消しで仕上げていますが、鼻だけはテカテカのツヤツヤ仕様にしてあります。
 鼻には磁石が仕込んであって、取り外すこともできます。

FB013_pierrot04.jpg

 背面はこんな感じ。
 後ろ髪が出ているのは、その方がカツラ感が出るかなぁと思ったからです。顔パーツを安定して固定するためには、後ろ髪のパーツが必要だったという理由もありますけどね。

 アフロはボディウォッシュ用のスポンジをカットして、赤で着色しています。着色前はもっと柔らかかったんですけど、着色後は少しゴワゴワしてしまい、頭部へのフィッティングがいまいちになってしまいました。

FB013_pierrot05.jpg

 アフロは取り外して、通常の髪の毛に戻すこともできます。
 アフロの作りがイマイチだったので、こっちの方が良いかも。



 2015年に発売されたコトブキヤの「フレームアームズ・ガール 轟雷」以降、美少女プラモはプラモ業界で一大勢力を築くまでに成長しました。
 プラモは比較的容易に改造できるのが良いところなので、私の趣味的方向性とは大変相性の良い媒体だと思います。ただ、そういう方面のアプローチって、世の中の作例を探してみても、そんなに見かけないんですよね。露出を増やすとか、胸や尻を大きくするとかの、単純にエロくするというアプローチなら、メーカーの作るキットとしても、ユーザーの作例としても、結構増えているとは思うのですが。


 とりあえず簡単なのは、塗装だけで済むフェイスペインティング/ボディペインティング系列です。金単色で塗りつぶせば金粉/金化になりますし、グレー単色で塗りつぶせば石化にもなります(単にグレーだとただのサフ吹きに見えちゃうのが難点ですけど)。何なら普通に組み立てたプラモの上から適当に塗料をかけるだけでも、あっという間にメッシーの出来上がりです。それはさすがにシンプルすぎるので、私はあんまりやるつもりはありませんけど。
 それ以外にも、形状をいじったり、適当なキットとニコイチしたりすれば、面白そうなアイディアはポロポロと出てきます。ざっと考えただけでも、状態変化や特殊メイク系、獣化とかTFとか、着ぐるみ、TS なんかもできそうですね。

 まずはFigure-rise bust シリーズで、Aqours メンバーのコンプリートを目指します。フェイスペインティングを基本線としながら、やれそうな部分については形の改造も入れられればと思います。凝った改造になってくると、まだまだスキルが足りない部分が多いので、その辺りは適宜勉強しつつ、面白いものが作れるよう頑張りたいと思います。
 このシリーズはとかく「似てない」とか「可愛くない」とかあまり評判がよろしくないのですが(後期の初音ミクとかは割と良くなっているんですけど)、スケールが大きめなので改造素体としてはなかなか適しております。あと、安い、というのもありますしね。
 また、今出ている美少女プラモはメカや武装などが付随しているSF系が多いのですが、ボディペなどの非日常感を強調するためには素体に日常感を持っていて欲しいと思っています。その意味でもラブライブは適当な素材なのです。日常感ということで言えば、先日発表されたコトブキヤの「創彩少女庭園」には大いに期待しています。

FB013_pierrot06.jpg

 次はこの子の予定です。二人の視線が全然違う方向を向いているので、並べて撮るときの構図が難しい……。




posted by 三月うなぎ at 23:27| Comment(0) | プラモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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