「オバちゃん、本当にこんな格好で出なきゃならないの?」
「ポチもタマも使えない以上、私たちが手動でやるしかないでしょう。一刻も早く彼女を止めないと」
「でも……」
「大丈夫。よく似合っているわよ、ケンちゃん」
「似合ってるって言われても……」
「いい子だから、ね」
「……うん」
「さ、一緒に。ボク、サッチー。はい」
「……ボク、サッチー……」

(おしまい)
前回に引き続き、アニメ「電脳コイル」より、イサコにサッチー(ポチとタマ)をデリートされたために、自ら出動することになったオバちゃんとハラケンとかいう、テキトー設定です。原作との整合性はあまり考えてませんけれども。
右の人がオバちゃん。本名・原川玉子。サッチーの管理者。17歳の女子高生。きつい性格ながら、ハラケンだけにはデレデレしています。
左の人がハラケン。本名・原川研一。オバちゃんの甥。小学6年生。制限つきながらサッチーに対する命令権限を保有しています。
あーしかし、やっぱりこういうネタの方がしっくりくるわー。
こうなると次は、デンスケに扮したヤサコとか、モジョに扮したイサコとか、オヤジに扮したフミエとか……。
それはさておき、この記事のコメント欄にも書きましたけれど、改めてCMを。
電脳コイルは毎週土曜日18:30からNHK教育で放送されているのですが、8月25日の放送分は「電脳コイル自由研究」と題して、これまでのダイジェストや人物の相関関係、作品世界や用語の解説といった内容が放送されます。これを観れば、これまで番組を観ていなかった人でも「電脳コイル」の世界に入っていけるかと思います。
電脳空間やバーチャルリアリティといったSF的ガジェットと、電脳化されながらも昭和の臭いが残る大黒市の風景。脳や意識といった人間の根源的な部分に迫っていく(かもしれない)ハードな展開と、どこまでもガキっぽくておバカな子供たちの世界。そういったシリアスさとギャグ描写が、絶妙なバランスでちりばめられている「電脳コイル」。個人的に、現在放送しているなかでは、一番のお勧めアニメです。
御用とお急ぎでない方は、この機会にちょっと触れてみてはいかがでしょうか。
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表情がとってもサッチーな感じがします。
これだと、なんだか宴会芸みたい。
文化祭の出し物っぽいノリになってるような。
さて。電脳コイル、面白くてチェック中なんですがー
若いオタクには微妙に不評..理解されない雰囲気です。
30代半ばより上じゃないと伝わらない面白さなのかも
知れないと思う今日この頃。年がバレますね。汗
>若いオタクには微妙に不評..理解されない雰囲気です。
ちょっとレトロな空気が野暮ったく感じられるんでしょうかね。未来的なSF感と、日常的な生活感が入り乱れているのも、どちらかだけを求めている層には物足りないのかもしれません。
イマーゴが使えれば、キュウちゃんを4機発進させて、それぞれ独立に操作できるかもしれませんね。