2007年09月17日

オルメカスケバン刑事 少女石仮面伝説

「ゴッ!」
「誰だ、てめぇ!」
「ゴッ」
「だから、誰なんだよ!」
「ゴッ」
「……喋れねえのか」
「ゴ……」





Olmeca.jpg




(おしまい)



 昨日、東京・上野の国立科学博物館で開催されている、『失われた文明「インカ・マヤ・アステカ」展』を観に行きました。あの人たちの作るものは現代的な視点からすれば素朴ですけれども、力強いというか、生命力に溢れていて凄いですね。かなりのインスパイアを受けてきました。ちょっと混んでいてめげそうでしたけれど、行って良かったです。
 そんなわけで、しばらくインカ・マヤ・アステカネタが続くかもしれません。

 この記事で描いたオルメカスケバン刑事は、言わずと知れたスケバン刑事と、小野敏洋のブルマ漫画「太陽の少女インカちゃん」に登場するオルメカ番長の組み合わせです。
 オルメカ番長はオルメカの巨石人頭を被った番長で、普段から「ゴ」としか喋らない無口な人なのですが、ブルマをこよなく愛し、女子からブルマを奪いまくる変態です。ちなみにインカちゃんには、小須田梨香という、コスタリカの石球を頭部に装着している女の子(「自分よりも頭が大きい」という理由で、オルメカ番長を慕っている)も登場するのですが、そちらもなんとか絡ませられればよかったんですけどね。
 スケバン刑事については有名なのと私が良く知らないので割愛します。

 実はオルメカ文明はマヤ・アステカよりも更に古い年代の文明で、今回の展示とは直接は関係無いんですけどね(とはいえ、マヤ・アステカの母体みたいな感じでまったく無関係でもありませんので、一応オルメカ文明の説明と巨石人頭の写真のパネルは展示されていました)。

 小野敏洋と中南米と言えば、「太陽の少女インカちゃん」以前に、RPGコミックという超マイナー誌に掲載されていた「オーク年代記 カパックの冒険」という漫画がありました。中南米にオークが住んでいて、新大陸にやってきたスペイン人と戦うという話だったのですが、RPGコミックの廃刊に伴って未完のまま終わってしまいました。RPGコミックの連載作品の幾つかはアスキーコミックに引き継がれて連載されていましたので、カパックの冒険も完結させて欲しかったんですけどね。今度実家に戻ったら、RPGコミックを発掘してこようっと。



posted by 三月うなぎ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 変装一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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