2011年09月17日

ビキニアーマー

へっぽこまんが・「ビキニアーマー」


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2011年06月27日

リザーブ

「あ、女の子1人調達できたから、あんたは来なくていいわよ。でも、後の流れ次第ではまた呼ぶかもしれないから、一応そのまま待機しといて」

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2009年04月22日

裸の真羽、着衣の真羽

「ねえ、真羽くん。あなた、芸術のために脱ぐ気、ある?」
「……もし僕が脱ぐことが先輩の芸術表現の上で本当に必要なのであれば、協力することに吝かではありませんが」
「ありがと。それなら芸術のために、着てもくれるわよね?」
「……ええ、もしそれが、必要だというのであれば」

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2008年12月12日

もうひとつの「見た、着た、買った」

『悪い。30分遅れる』
 ヒトミからのメールを確認し、携帯をパチリと閉じる。ヒトミの遅刻癖はいつものことだから、別段気にするようなことでもない。世の中には時間にルーズな人間も確かに存在していて、どうやら本人にもどうすることもできない類のものらしいのだ。それは友人との飲み会だろうが、俺とのデートだろうが、一切関係ない。しかし、待ち合わせの1分前にしっかりと遅刻メールを送ることだけは忘れないのだから、もう少しなんとかならないものかと思わずにはいられないのだが。
 時間を潰すために、しばらく近くをぶらつくことにした。普段あまり行かないようなところを散策しようかとも思ったのだが、駅ビルの中は女性服売り場ばかりなので、男一人ではどうにも居心地が良くない。仕方がないので本屋にでも行こうかと思ったところで、ある一着の衣服が目に入り、つい足を止めてしまった。
 それは確か、漫画か何かのキャラクターのコスチュームだったと思う。そうだ、彼女の家で小説だのアニメだのと色々と説明を受けたヤツだ。そう、ナントカ姫物語。何姫だったっけ? 変な名前だったんだよな。正直なところ、内容はほとんど頭には残っていない。
 よく見るとその店には、赤だの黄色だのピンクだの、カラフルな色のコスチュームが所狭しと陳列されていた。色使いだけでなく、リボンやフリルなどのデザイン面も派手なものが多い。セーラー服などもあるが、実際にこれを採用する学校があるとはとても思えない。いわゆるコスプレの専門店のようだが、さして大きくもない地方都市にもこんな店があるのかと、少し感心した。

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2008年10月13日

借り物競走

「すみませーん。『妹の制服をこっそり着ているところを見つかってしまい、そのままの格好で外出させられている情けない兄』という方はいらっしゃいませんか?」

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2008年07月25日

 いつもと変わらない硬い表情のまま、彼女が僕の手をぎゅっと握り締めた。それは自分の殻に閉じこもりがちな彼女にとって、精一杯の信頼の証なのだ。しかしその信頼に対して偽りの姿で相対している僕には、彼女の手を握り返してやることは遂にできなかった。精一杯の勇気を振り絞って彼女は僕に触れてくれたのに、僕と彼女の間は、僕が装着しているフィメールスーツによって隔てられている。ほんの数百ミクロンの厚さでしかないスーツは、彼女の指の震えから、わずかに汗ばんだ様子までしっかりと僕に伝えてくれるが、彼女に僕のことは何一つ伝わっていない。彼女が見ているのはスーツによって作り出された少女であって、少女の中にいる僕ではないのだ。

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2007年11月30日

囚われの少女

たのなかは断然 "唯"派

 たのなかさんの「たのなか絵置場(いつまでたっても仮公開)」にて、天テレアニメの話題が出ていたのに触発されまして、大昔に描いたイラストを引っ張り出して見ました。
 アリス探偵局第11話「暗号のひみつ」より、ジーンダイバーの唯コスプレをしたイナバくんです。


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2007年09月27日

勝利の女神

「この子は私の勝利の女神なんです。この子が応援に来てくれた日には、私、負けたことがないんですよ」
 母が初めてチャンピオンベルトを巻いたその日、母は試合を終えたばかりで汗だくのまま、まだ幼かった俺を抱き上げてリングの上でのインタビューにそう答えた。
 女子プロレスラーだった母は、強く、たくましく、美しく、父親のいない俺にとって、誇りに思える存在だった。

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ラベル:女装
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2007年09月14日

かがみは俺の嫁

「うはぁっ……。って、落ち着け、落ち着けよ俺! 鏡に映っているのは俺なんだぞ! 冷静になれ、冷静に(ドキドキ)」


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2007年08月09日

浜辺にてのつづき

 「浜辺にて」のつづき。

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ラベル:女装 特殊メイク
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2007年08月07日

浜辺にて

「ごめん。そのおっぱいを剥がすためのリムーバー、忘れてきちゃった」
「な……、お前、すぐに外すって言っただろ!」
「でも、どうしようか? そのまま男用を穿いてる? それとも、あたしの水着貸そうか?」


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ラベル:女装 特殊メイク
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2007年06月17日

チチの日

「おとうさん、いつもありがとう。これ、あたしからのプレゼント」
「……それ、お前が作ったのか?」
「うん。つけてみて」
「……それを? 俺が付けるのか?」
「うん。じゃあ、あたしがつけてあげる。ふく、ぬいで」
「……まあ、せっかくお前が作ったんだから……」



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ラベル:女装
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2007年05月26日

休みの朝

 休みの朝
 あたしは隣で眠っている彼を起こさないように
 地を這う蛇のようにするするとふとんを抜け出すと
 朝食の支度をする

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ラベル:女装
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2007年02月14日

わたしの好きなまさるくん

「ハイ、まさるくん、バレンタインのチョコ」
「ああ、サンキュー」
「まさるくんも、ありがとう。わたしのわがままに付き合ってくれて」
「まー、藤原の誕生日だからな」
「その制服、とっても似合ってるわよ」
「あのな、俺は別に好きで着てるわけじゃねーんだからな」
「うふふ。照れてるまさるくんも、かわいい」
「な、なに言ってんだよ……」
「さあ、行きましょ」
「あ、ちょっと、待てよ、藤原……」


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ラベル:女装 アニメ
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2007年01月29日

祭りの夜

 祭りの夜。
 衣装に身を包み、化粧を施し、恥かしそうに横を向いた一孝くんの横顔は、とても綺麗に見えた。


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2006年12月06日

制服の下 その3

 昼休みが終わり、午後の授業が始まろうとしているそのとき、高峰学園中等部1年B組の教室に、見知らぬ少女が教室に入ってきた。
 きらめく長い金髪に青い瞳。白い肌。あどけなさを残しながらも凛とした表情。誰が見ても、紛うことなき美少女だった。
 そしてなにより目を引いたのは、その可憐な美少女振りにも関わらず、その少女が男子の制服を着ていたことだった。


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ラベル:女装 特殊メイク
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2006年11月23日

お下がり

 先日姉に電話したときに食事で苦労しているというようなことを話したら、後日、缶詰やらレトルトの食品やらが沢山送られてきた。
 俺の嫌いなレーズンが大量に入っているたのは余計だったけれど、今うちのキッチンには米があるばかりでおかずになるようなものがなにひとつなく、正直なところそれらはとてもありがたかった。

 しかしそれとは別に、奇妙なものも同梱されていた。缶詰の隙間を縫うように、姉の高校時代の制服が入っていたのだ。
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ラベル:女装
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2006年11月11日

ハルヒコス少年・つづき

「もう諦めろよ。お前が恥ずかしがっているのを見ると、こっちまで恥ずかしくなるんだよ」
「そりゃ、お前はいいよ。なんか楽そうなキャラだしさ」
「ああ、楽だよ」
「くっそー、不公平だ。何で僕が主役やらなきゃいけないんだよ」
「いいじゃん、別に。文化祭なんだから、もっと楽しもうぜ。女装なんてそうそうできるもんじゃないんだしさ」
「そりゃ、そうかもしれないけどさ……」
「ほら、おっぱい、おっぱい」
「お前は開き直りすぎだ!」


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2006年11月08日

ハルヒコス少年

「ホラ、もっと堂々と、胸張って!」
「んなこと言われても……」
「ちゃんとそのキャラ、理解してんの? 小説読んだ? アニメ観た?」
「一応読んだけど……」
「だったらちゃんとやりなさいよ」
「やってるだろ……」
「やってないじゃない!そんなんじゃ、マニアは納得しないわよ!」
「マニアなんて相手できないよ……」
「何言ってるのよ。メインターゲットはマニアなのよ」
「そんなぁ……」
「もっと自信持ちなさいよ。あんた、自信なさそうにしているのがはっきりと見て取れるのよ」
「んなこと言われても……」
「今年のコスプレ喫茶が成功するかどうかは、あんたの双肩にかかっているのよ」
「なんで僕がこんな目に……」
「僕って言うの禁止!」
「はい、はい……」


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2006年10月24日

セーラー服星人

「今度の犯罪者はかなり厄介な相手だ」
 僕の頭の上から語りかけるのは、宇宙捜査官のウィッグ星人だ。彼は星間犯罪者を逮捕するため地球に滞在しているのだが、現地の住民に寄生しないと活動することができない寄生宇宙人なので、僕の頭に寄生させてやっているのだ。しかも彼はセミロングのウィッグのような姿をしているため、僕は今女の子みたいな髪型でいることを余儀なくされている。

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posted by 三月うなぎ at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 女装 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする